ヒゲ脱毛をしようと考えて色々調べてみるものの、いいことばかり書いてあるけど本当に大丈夫?と不安に思っていませんか?
ヒゲ脱毛をすると毎朝ヒゲ剃りをしなくて済んだり、ヒゲ剃りによる肌へのダメージが防げて肌がツルツルになるとか、良いこと尽くしのようですが、実はヒゲ脱毛をすることによってトラブルも起こる可能性はあります。
そこで、今回はヒゲ脱毛をすることによって起こりうるトラブルやリスク、事前にしておくべき対策を解説していきます。

ヒゲ脱毛によって起こる肌のトラブル
毛嚢炎ができてしまう
毛根を包んでいる部分を「毛包」と言いますが、この部分に細菌が入り込み炎症を起こすのが毛嚢炎(もうのうえん)です。
いわゆる白ニキビと似ていますが、ニキビはアクネ菌が原因であるのに対し、毛嚢炎は表皮ぶどう球菌や黄色ブドウ球菌が原因です。
脱毛を行う際の熱照射により肌のバリアがダメージを受け、毛穴の内部に細菌が入りやすくなってしまいます。そのため感染しやすくなり毛嚢炎が起こります。
やけどができる
脱毛は熱エネルギーを利用して毛根や発毛組織にダメージを与えます。医療レーザー脱毛やニードル脱毛は、強いエネルギー照射によって脱毛を行うため、皮膚へのダメージが強すぎてやけどが起こってしまいます。
脱毛サロンで行う光(フラッシュ)脱毛は出力エネルギーがやや弱いため、やけどになりにくいというメリットもあります。
脱毛処理でやけどが起こったとしても軽傷ですむことがほとんどですので、赤みを帯びて少し腫れた状態が2,3日続きますが、ほとんどは傷が残らず完治します。でもしばらくヒリヒリと痛みます。
色素沈着が残る
やけどの程度が強いと炎症により皮膚のメラニン色素が活性化してしまい、皮膚が黒ずんだりシミのように褐色に変化することがあります。
自然には消えないため、医療クリニックでシミ取りと同じレーザーで治療が必要となることがあります。
対策
毛嚢炎、やけど、色素沈着はいずれも皮膚へのダメージが強くなると起こりやすくなります。脱毛はある程度のダメージを与えることで毛が生えてこなくなるようにするため、肌へのダメージをゼロにすることはできません。
かといって照射エネルギーを減らせば脱毛効果は落ちてしまいます。
肌のトラブルを避けるためには、肌へのダメージをなるべく受けにくくすることが重要です。
そのためには、脱毛を受ける前と受けた後の肌のケアがとても重要なんです。日頃から肌が乾燥しないように保湿をしたり、乳液やクリームなどで肌を良い状態に保つことが重要です。
脱毛のレーザーや光は黒い色素に反応しますので、日焼けをした肌だと肌へのダメージが大きくなります。ヒゲ脱毛を考えているのであれば、脱毛前や脱毛中は日焼けはしないようにしましょう。
引用:ゴリラクリニック公式HP ヒゲ脱毛って予定の回数ではなかなかキレイに脱毛できないって聞いたことないですか。ヒゲは太くて濃いため、体のほかの部位の脱毛よりも時間がかかりやすいんです。脱毛は医療脱毛でも脱毛サロンでもだいたい[…]
ヒゲ脱毛をしたいと思ってネットで検索してみると、「激痛」「痛くて途中でやめてしまった」など痛みに関する書き込みをよく目にします。ヒゲ脱毛には、エステやサロンで行っている「光脱毛」と医療機関で行っている「レーザー脱毛」がありますが、し[…]
思ってたんと違う!ヒゲ脱毛による後悔
痛すぎてもう行きたくない!
ヒゲ脱毛は他の部位の脱毛よりも痛みが強くなりやすいです。ヒゲは太くて濃いためレーザーや光エネルギーをたくさん吸収すること、顔の皮膚は他の部位に比べて薄いため痛みを強く感じるのです。
よく「輪ゴムを弾いたような痛み」と言われますが、これってけっこう痛いですよね。レーザー脱毛やニードル脱毛は1回で照射できる範囲が狭いので、照射する回数も多くなります。
痛みに耐えかねて脱毛サロンや脱毛クリニックに通うのを止めてしまう方もいるようです。
フラッシュ脱毛はレーザー脱毛やニードル脱毛よりも痛みが少ないですので、痛いのは苦手という方はフラッシュ脱毛を選ぶといいでしょう。ただし、フラッシュ脱毛は永久脱毛ではないため、定期的に通う必要があります。
レーザー脱毛やニードル脱毛は痛みが強いと書きましたが、医療クリニックなら痛み止めを処方することができます。手術で使用するような笑気ガスで少し眠らせてくれたり、麻酔クリームを塗ってから施術することもできます。永久脱毛をしたいけど痛みには弱いという方は、事前に麻酔をお願いしておきましょう。
「ヒゲ脱毛は痛い!」って聞いたことありませんか。脱毛は照射するエネルギーが強ければ強いほど痛みを感じやすくなります。ヒゲやVIOの毛は濃くて太いため、他の部分より強いエネルギーで照射しなければ脱毛効果は得られません。そのためヒゲ脱毛は痛み[…]
ヒゲ脱毛をしたいと思ってネットで検索してみると、「激痛」「痛くて途中でやめてしまった」など痛みに関する書き込みをよく目にします。ヒゲ脱毛には、エステやサロンで行っている「光脱毛」と医療機関で行っている「レーザー脱毛」がありますが、し[…]
引用:ゴリラクリニック公式HP ヒゲ脱毛って予定の回数ではなかなかキレイに脱毛できないって聞いたことないですか。ヒゲは太くて濃いため、体のほかの部位の脱毛よりも時間がかかりやすいんです。脱毛は医療脱毛でも脱毛サロンでもだいたい[…]
予想以上に費用が高くなった
脱毛サロンや脱毛クリニックのヒゲ脱毛コースは、だいたい6回や10回のコースになっています。1回の施術では効果を得ることができないため、何度か通って施術を受ける必要があります。
脱毛が必要な面積やヒゲの濃さ、毛量によって効果がでるまでにかなり個人差があります。そのため、最初に契約したコースでは脱毛効果が不十分であり、追加で施術を受けることになり追加料金が発生する可能性があります。
広告で書かれている金額とは別に、契約金やカウンセリング料、麻酔料がかかるケースもあり、費用がかなり高額となる場合もあります。契約時にはこれらの費用をしっかりと確認しておく必要があります。
カウンセリング料が無料だったり、追加の施術が一定期間無料や100円で受けることができるサービスがあるサロンやクリニックもありますので、こういったサービスがある施設を選ぶのがいいでしょう。
引用:ゴリラクリニック公式HP ヒゲ脱毛って予定の回数ではなかなかキレイに脱毛できないって聞いたことないですか。ヒゲは太くて濃いため、体のほかの部位の脱毛よりも時間がかかりやすいんです。脱毛は医療脱毛でも脱毛サロンでもだいたい[…]
ヒゲ脱毛って大手の脱毛サロンや医療脱毛クリニックじゃないと失敗すると思っていませんか。ヒゲ脱毛が成功するか失敗するかはサロンやクリニックではなく、実は器械が重要なんです。特にツルツルになる永久脱毛をしたい方は、医療クリニックでレーザー脱毛[…]
引用:ダビデクリニック公式HP毎朝ちゃんとヒゲ剃りをしているのに、午後になるとうっすら青ヒゲになることはありませんか?肌が弱くヒゲ剃りの後にはいつも肌がヒリヒリしていませんか?ヒゲ脱毛をすれば毎朝のヒゲ剃りをする手間が省けて、午[…]
おしゃれヒゲにしたいけど、ヒゲが生えてこない
ヒゲ脱毛をしたけどやっぱりヒゲを伸ばしたい!そんなパターンもあるかもしれません。
レーザー脱毛やニードル脱毛は永久脱毛となるため、ヒゲはほとんど生えてこず産毛が生える程度です。そのため少しでもヒゲを伸ばす可能性がある方は、レーザー脱毛やニードル脱毛は避けた方がいいでしょう。
フラッシュ脱毛は施術をしなければまたヒゲが生えてくるため、ヒゲを伸ばすことが可能です。ただし個人差がありますので、フラッシュ脱毛でもほとんどヒゲが生えてこなくなったという方もいるようです。
脱毛してるのにヒゲが濃くなった!「どろぼうヒゲ」
レーザー脱毛やフラッシュ脱毛を行うと、熱照射によって毛が焼けて炭化した状態となります。そうすると毛が黒く濃く見えるようになります。また、皮膚の中の毛が焼かれた状態となり毛穴の中で膨張し濃くなります。このような現象が一時的に起こるため、全体的にヒゲが濃くなってしまい、「どろぼうヒゲ」になってしまうのです。
どろぼうヒゲは毛が抜けようとしている時期に起こりますが、一定の期間が過ぎるとヒゲが抜け落ちてきます。だいたい1週間から10日程度の間にヒゲがポロポロと抜け落ちてきます。この時期に無理に毛を抜いたりすると毛嚢炎を引き起こす可能性があるため、自然に抜けるのを待ちましょう。
どろぼうヒゲの期間を短くするためには、肌の保湿ケアが必要です。肌を保湿することで毛が抜けやすくなります。適度な睡眠を取り、バランスのいい食事を摂ることも肌の状態を良くするために大切なことです。脱毛をする前から肌の状態を整えておきましょう。
まとめ
ヒゲ脱毛をすれば毎日ヒゲ剃りをしなくて済みますし、肌もツルツルになります。その反面、肌のトラブルや予想以上に費用がかかったりと、後で後悔してしまうこともあるかもしれません。
ヒゲ脱毛により起こりうるトラブルを事前に知っておき、対策をしておくことで後悔しないようにしたいですね。