体毛は男の象徴だっ!なんて言われていたかどうかは知りませんが、最近は体毛が濃い男性は女性から敬遠されがちになっているようです。
無精ひげを生やしてカッコイイ俳優さんもいますが、無精ひげがあってもカッコよく見えるのはイケメンだけであり、大多数の男性はただ不潔に見られているのです。胸毛もすね毛もイケメンでなければ女性受けはしないでしょう。
あるアンケート調査では女性の半数以上(53.4%)は男性のムダ毛が気になるという結果がでています。一方で男性も自分のムダ毛が気になっている人は45%もいるんですね。
出典:ボイスノートマガジン
このアンケートでは、全ての年齢層で女性が男性のムダ毛が気になっているという結果がでています。いくつになっても女性は男性のムダ毛は気になるようです。しかも、男性では10代~40代までは60%以上で自分のムダ毛が気になるとの結果が出ています。皆さんけっこう自分のムダ毛を気にしているのが分かります。
出典:ボイスノートマガジン
かくいう私も自分のムダ毛が気になる男の1人です。めちゃくちゃ体毛が濃い訳ではないのですが、ヒゲやすね毛、ふとももの毛、VIO、へその下(いわゆるギャランドゥー)など微妙にムダ毛があって気になります。
最近は男性も美容への意識が高くなり、男性用のスキンケア用品や脱毛サロンの宣伝をよく見かけるようになりましたよね。けれど色々ありすぎてどれを選んだら良いか分からないので、自分なりに調べて同じ悩みを持った皆さんと共有していきたいと思います。
今回はムダ毛処理の方法やそれぞれのメリットデメリットについて調べてみました。

1本1本抜く
手軽さ | 5.0 |
費用の安さ | 5.0 |
肌への負担の軽さ | 2.0 |
仕上がり | 1.5 |
おすすめ度 | 1.0 |
これは誰しもがやったことがあるムダ毛処理であり、誰もが意味がないと確信している方法でもあります。1本1本丁寧に抜いたのにまた生えてくる。説明するまでもなくとても効率が悪く、効果の低い脱毛方法です。
毛抜きのメリット
メリットはほとんどないですが、あえて挙げるならピンポイントで脱毛ができることでしょうか。広い範囲の脱毛はできませんが、細かな部分で1本ずつ抜くにはこれ以外に方法はありませんね。
毛抜きのデメリット
何より効率が悪いです。毛抜きで毛を抜いたとしても実は毛根は残っているのです。そのため抜いた場所からまた毛が生えてきます。わざわざ1本ずつ抜いたのにまた生えてくるため、時間の無駄ですね。
毛を抜くと傷ついた毛穴を修復しようと角質が厚くなり、毛穴が閉じてしまうことがあります。そうすると埋没毛といって肌に出ずに皮膚の中で毛が伸びる現象が起きます。また色素沈着が起こりやすくなったり、肌の乾燥の原因にもなります。
毛を抜くのは極力避けた方がよさそうです。

カミソリ
手軽さ | 5.0 |
費用の安さ | 4.0 |
肌への負担の軽さ | 2.0 |
仕上がり | 4.0 |
おすすめ度 | 2.0 |
男性のムダ毛処理の方法で一番に思いつくのがカミソリではないでしょうか。費用もそれほどかからず、一番手軽にムダ毛の処理ができます。
カミソリのメリット
カミソリを使ってムダ毛を処理することのメリットは、なんといっても手軽にムダ毛を処理することにあります。カミソリとシェービングクリームがあればいつでもムダ毛処理ができます。剃った直後はキレイにムダ毛がなくなります。費用もそれほどかからないため、誰でも手軽に自分でできるムダ毛処理方法になります。
カミソリのデメリット
カミソリを使ったムダ毛処理の最大のデメリットは、肌への負担が大きいことです。肌の弱い方はカミソリ負けしてしまう可能性があります。カミソリによって肌が傷つけられると皮膚や毛穴に色素沈着が起こってしまい、ムダ毛の処理はできても肌が汚くなるという最悪の事態になりかねません。
カミソリで剃った後、少しムダ毛が伸びてきた時にチクチクする感じがでます。ヒゲはそこまで気になりませんが、腕や足、VIOはチクチクして不快に感じることがあります。
電気シェーバー

手軽さ | 4.5 |
費用の安さ | 3.0 |
肌への負担の軽さ | 3.5 |
仕上がり | 4.0 |
おすすめ度 | 3.5 |
ヒゲに使用する電気カミソリはお馴染みですが、他の部分のムダ毛に使用できる電気シェーバーもあります。値段は5000円~10000円くらいのものが多く、少し費用は掛かりますが手軽でツルツルになります。
電動トリマーを買うならPanasonicのボディトリマーは腕や足、VIOにも使えてオススメですよ。
電気シェーバーのメリット
髭剃り用の電気シェーバーと同様、ボディシェーバーもキレイにムダ毛を剃ることができます。商品によってはアタッチメントを変えることによって体毛の長さを調節できるタイプもありますので、部位によっては少し毛を残すこともできます。防水タイプもありますので、入浴時にムダ毛処理を行うこともできます。
電気シェーバーのデメリット
カミソリやすきカミソリと比べるとやはり費用はかかります。本体価格で5000円~10000円程度のものが多いです。産毛のように細い毛は剃れなかったりするため、仕上がりにムラが出ることもあります。
すきカミソリ

手軽さ | 5.0 |
費用の安さ | 5.0 |
肌への負担の軽さ | 4.5 |
仕上がり | 2.5 |
おすすめ度 | 2.5 |
体毛が濃いのは嫌だけど、ツルツルもなんか恥ずかしい。そんな方にはすきカミソリがオススメです。その名の通りムダ毛をすいて減らすため、量を減らしてムダ毛を目立たなくする方法です。
すきカミソリのメリット
すきカミソリでムダ毛を処理する一番のメリットは費用です。安いものなら1000円未満で購入できますし、電動のものでも3000円程度です。腕やすね、胸の毛に沿ってなぞるだけで毛が少なくなります。刃が直接肌に当たらないため、肌へのダメージもほとんどありません。
すきカミソリのデメリット
ムダ毛をなくすということはできません。あくまで目立たなくする処理になります。ヒゲには向いていませんので、腕や足、VIOの処理にオススメです。
除毛クリーム
手軽さ | 4.0 |
費用の安さ | 4.0 |
肌への負担の軽さ | 3.5 |
仕上がり | 3.5 |
おすすめ度 | 3.5 |
除毛クリームも自宅でできるムダ毛処理の方法になります。ドラッグストアでも男性用の脱毛クリームがありますし、ネットで購入することもできます。一度に広い範囲の処理をできるので、手軽にできるムダ毛処理方法の一つですね。
除毛クリームは毛のタンパク質を溶かしますが、肌から出ている部分のみ溶かすだけなので脱毛効果はありません。時間が経てばまた毛は生えてきます。
除毛クリームのメリット
除毛クリームはタンパク質を溶かす成分で毛を溶かします。肌にもタンパク質があるため、肌にもダメージが及ぶ可能性はあります。ただし、除毛クリームには肌を保護する成分を含有している商品も多くあり、カミソリほど肌へのダメージはないと考えて良いでしょう。
一度に広い範囲を処理できるのも大きなメリットです。クリーム状であったり泡状のタイプもあり、塗りやすいため腕や足など広い範囲のムダ毛の処理に使えます。かかる時間もだいたい5分か10分ですので、手軽にムダ毛処理ができます。
カミソリやシェーバーでムダ毛を処理すると、毛の断面がとがってしまい少し伸びてきた時にチクチクする感じがありますが、除毛クリームで処理すると毛先が丸くなるためチクチクしません。
除毛クリームのデメリット
カミソリなどよりも肌へのダメージは少ないといっても、やはり多少はあります。そのため肌が弱い方や敏感肌の方は赤くなったり肌があれたりする可能性があります。除毛クリームを洗い流した後は、保湿ケアや乳液やクリームを使用してケアをする必要があります。VIOなどには使えない除毛クリームもありますので、目的に合わせて商品を選ぶ必要があります。
ブラジリアンワックス

手軽さ | 3.5 |
費用の安さ | 3.5 |
肌への負担の軽さ | 1.5 |
仕上がり | 4.5 |
おすすめ度 | 1.5 |
一時期話題になったブラジリアンワックスですが、痛みが強かったり肌へのダメージが強いため最近はあまり話題にならなくなりましたが、夏など期間限定で手っ取り早く脱毛したい方にはいいかもしれません。脱毛サロンで行えますが、自宅で自分で脱毛をすることもできます。自分でするにはちょっと勇気がいるかもしれません。
ブラジリアンワックスのメリット
もともとはVIOの脱毛で用いられていましたが、他の部位でも使用されています。簡単に言うと、毛をワックスで固めて一気に根こそぎ引っこ抜くため、太い毛も細い毛も一気に脱毛できます。一番のメリットはツルツルになることです。夏前に手っ取り早くキレイに脱毛したいならブラジリアンワックスがオススメです。
古い角質も一緒に取り除くため、肌がツルツルになるそうです。
ブラジリアンワックスのデメリット
とにかく痛いらしいです。そりゃそうですよね。すねに貼ったガムテープを一気に剥がす罰ゲームとほとんど変わりはないですから。ネットで見かける写真も、施術後の写真はほぼ全員ほんのり赤くなっています。古い角質が取れてツルツルになるとは言われていますが、肌にはよくないように思います。
ブラジリアンワックスも毛抜きと同じで毛根までは取り除くことはできないため、また同じ場所から毛が生えてきます。定期的に脱毛を繰り返さなければならず、毎回痛みを我慢しなければなりません。それなら別の方法にしたほうがよさそうですね。

光脱毛器

手軽さ | 3.0 |
費用の安さ | 2.0 |
肌への負担の軽さ | 3.5 |
仕上がり | 4.0 |
おすすめ度 | 4.0 |
脱毛サロンに通わなくても自宅で脱毛器を使用することができます。安全性に配慮しているためサロンで使用する機器よりも出力が低く抑えられています。スケジュールを調整して予約する必要もなく、自宅で脱毛できるため最近人気が出ています。値段は3万円~7万円程度です。
光脱毛器のメリット
美容外科や脱毛サロンに通わなくても脱毛処理ができるのが一番のメリットです。自分の都合のいい時間にいつでも脱毛処理ができます。時間もそれほどかからないため、寝る前や休日などに予約なしで脱毛ができます。
光脱毛器のデメリット
光脱毛器は安全性を考慮して医療機関や脱毛サロンで使用している機器よりも出力が抑えられています。そのため脱毛の効果もやや劣るため、継続的に脱毛処理を行う必要があり効果がでるまでに時間がかかります。カートリッジ式の光脱毛器では、カートリッジは決まった回数しか光を照射できないため、その都度カートリッジを購入する必要があります。美容外科や脱毛サロンよりも費用は抑えられると思っていたら、結局同じくらい費用がかかってしまう可能性もあります。
光を照射した時に熱が生じるため冷やしながら処理を行うものが多いです。それでも肌には負担がかかってしまうため、使い方を間違えると肌のトラブルに繋がる可能性があります。
美容脱毛
手軽さ | 2.0 |
費用の安さ | 1.5 |
肌への負担の軽さ | 3.5 |
仕上がり | 4.5 |
おすすめ度 | 4.0 |
美容脱毛とは医療機関ではなく美容サロンなどで行うことができる脱毛処理のことです。医療機関で行うレーザー脱毛ではなく光脱毛で発毛組織にダメージを与えることで毛の成長を遅らせることができます。レーザー脱毛よりも痛みが少なく、費用も安いのが特徴です。ただし永久脱毛ではないため、継続的に通うことが必要になります。
美容脱毛のメリット
美容脱毛は光脱毛で発毛組織を破壊するため、医療機関で行うレーザー脱毛より痛みが少ないのが特徴です。値段も安い傾向にあり、キャンペーン期間中ならさらに安くなることもあり、気軽に脱毛を始めることができます。
VIO脱毛の場合、女性はちょっと恥ずかしいという方もいると思います。施術は男性スタッフのみで行うサロンもありますので、そういった希望がある場合は美容脱毛がいいかもしれません。
美容脱毛のデメリット
レーザー脱毛ではないため永久脱毛ではありません。光脱毛を続ければ毛が生えにくくなりますが、全く生えてこないわけではありませんし、今までと同じように生えてくるということもあり得ます。
レーザー脱毛と比べて痛みは少ないですが、全く痛くないわけではありません。医療機関であれば痛み止めクリームの処方ができますが、美容脱毛のサロンでは痛み止めは処方できないため我慢する必要があります。肌のトラブルが起こった場合は、皮膚科にも通院する必要があります。
月々3000円とか5000円ポッキリと宣伝しているところもありますが、実は総額30万円の60回払いだったというケースもあるそうなので、事前に総支払額をしっかり確認してから契約することをオススメします。
医療脱毛
手軽さ | 2.0 |
費用の安さ | 1.5 |
肌への負担の軽さ | 3.0 |
仕上がり | 5.0 |
おすすめ度 | 4.5 |
医療脱毛とは美容外科のような医療機関で行う脱毛処理です。医師の監督のもと、医療レーザーを使って毛根に熱をためこませることにより発毛組織を破壊します。発毛組織が破壊されるため、永久脱毛が可能です。
医療脱毛のメリット
なんといっても永久脱毛が可能なことです。他の方法では発毛組織を完全に破壊することができないため、また毛が生えてくれば剃ったり光脱毛を継続したりしなければなりません。医療脱毛は医療レーザーを使用することにより、発毛組織を完全に破壊し毛が生えてこなくなります。
医療脱毛のデメリット
光脱毛よりも痛みは強くなります。ただし、医療機関で施術を行うため痛み止めクリームの処方が可能となります。痛み止めを使えば痛みはそれほど強くないため、痛みが苦手な方は事前に相談することをオススメします。
1回あたりの費用は美容脱毛よりも高くなります。ただし、施術回数は美容脱毛よりも少なくなるため総費用としては美容脱毛と同じくらいになります。全身脱毛だと5回通院して20万円前後のところが多いようです。毛が生えてくれば追加で通院となりさらに費用がかかりますが、美容脱毛に比べて通院期間は少なくなる傾向にあります。

まとめ
ムダ毛処理には手軽なものから結構な費用がかかるものまで色々な方法があります。「ワンコインで脱毛ができる」なんて広告をだしている美容サロンもありますが、行くといろんなプランが追加されて結局何十万という費用がかかることもあると聞きます。
私のようにムダ毛が気になってはいるけど、ムダ毛処理になかなか踏み切れないという方はまず自宅でできるムダ毛処理から始めてみませんか。調べてみると脱毛サロンに通うくらいなら自宅で光脱毛器を使うほうがいいようにも思えますね。もちろん確実に永久脱毛したいという方は医療脱毛ですね。
私は朝にヒゲを剃っても夕方には青ヒゲが気になってしまうので、まずは光脱毛器を試してみようと思います。効果が出ればまた報告したいと思います。
ヒゲ脱毛であの子からの印象アップ!女性から見たヒゲのイメージ
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